頚椎原生頭痛とは

頚椎原生頭痛は、頚椎(首の関節)に不具合が生じることで発生する頭痛です。頚椎は7個の骨があり、背中や腰と比べると、可動域が大きく動けるような構造をしています。その分、過剰に動きすぎたりと問題が生じやすくあります。特に多い発生要因としては交通事故のときのむち打ちです。また、日常生活でも首に慢性的な負担をかけ続けることにより頭痛の原因になります。関節に問題が生じると「関連痛」と呼ばれる特有の痛み方を呈し、頚椎の問題が生じている部位ごとに額、こめかみなど関連痛の部位は異なります。関連痛により痛みが生じている部位に問題はないため、痛む部位に何らかの処置をしても効果はありません。よく頭痛の時にこめかみを揉むようなことがあると思いますが、あれも効果はありません。

頚椎原生頭痛の現れ方

  • 首の動作で頭痛が変化
  • 首や後頭部、額、目、耳に痛みを感じる
  • めまいや吐き気を伴う

 

頚椎原生頭痛にカイロ

頸部の筋肉の緊張が原因で生じる「緊張性頭痛」はマッサージや入浴などにより一時的な効果がありますが、「頚椎原生頭痛」は関節の問題になるためそういった行為に効果はあまり期待できません。逆に関節に問題がある状態で、安易にマッサージなどで筋肉のみを緩和してしまうことで、関節の負担が増大し、症状の悪化に繋がる恐れまあります。カイロプラクティック治療では関節への矯正により問題を解決していきますので、頚椎原生頭痛に対してカイロプラクティックは非常に有効です。慢性的に首に負担がかかり生じている頚椎原生頭痛は首だけではなく、体全体のバランスを整える必要があります。カイロプラクティックで定期的にバランスや姿勢を整えることで根本的な改善に繋がります。

むち打ちの対応

むち打ちの大抵の原因は交通事故です。交通事故の場合は保険請求などの対応が必要となるため、日本においてカイロプラクティックは保険診療は認められていませんので、初期対応としては整形外科及び整骨院に行くようにしてください。しかし、むち打ちによる頚椎原生頭痛に対してカイロプラクティックは非常に有効です。上記でも述べたように、関節の問題が生じている場合、整形外科での湿布や整骨院での電気治療は根本的な解決にはなりません。そのため、保険診療外としてカイロプラクティックを選択される方も多くいます。

交通事故によるむち打ちの場合にカイロプラクティックを選択される場合はお問い合わせを頂いた方がスムーズに対応ができると思います。